そよ子の頭の中。

2018年に娘が紫斑病性腎炎と診断されました。ステロイドパルス、カクテル療法を終えて現在は寛解状態。娘の通院のこと、私の趣味(手芸)についてのブログです。

腎生検のための入院④

午後。

睡眠薬でトロンと眠そうになった娘は検査へ、私たち 親は病室待機。

「そろそろ終わるのかな、まだかな」

という話をし始めた頃、酸素マスクを持ってバタバタと看護師さんが病室へ。

「無事に終わりました。〇〇ちゃん、帰ってきますのでお待ち下さいね!」

仰向けになってしっかり眠っている娘がベッドごと運ばれてきた。

検査に立ち会ったであろう小児科医が3人ほど病室に来て、予定通り終わりました的なことを言って退室していかれた。

 

しばらくして主治医が来られ、

「いやー、近年稀にみるスムーズな腎生検でした! 〇〇ちゃん、すごく頑張りました!

いつも修羅場なんです。まず検査室には入らん!とひと暴れする子、入室後も大暴れして大人3人がかりで押さえても吹っ飛ばされたり、泣き喚いてなかなか寝なかったりする子が日常茶飯事なので。

〇〇ちゃん、すっごく良い子でした!

検査は無事に終わりました。

2回ブスブスと刺して、腎臓の一部が取れたと思います。

まだ寝ていますけど、目が覚めてキズが痛むようならすぐにナースコールして下さい。

しっかり止血しないといけないので絶対に寝たままで。おしっこも寝たままの状態で、昨日練習したような感じでして下さいね。」

と言われた。

 

何時だったか覚えてないけど、だいたいこのくらいの時間に目がさめるだろうと言われていた時間よりもだいぶ早く 娘が目を覚ました。

「あれぇ?母ちゃん?」

半分夢の中みたいなボーッとした感じで。

でもしばらくすると

「背中が痛い…」

と泣き出した。慌ててナースコールして痛み止めを飲む許可をいただいた。

 

そのあとは何があったのか覚えていない…

夫に娘を託して 私は洗濯物と共にまた自宅へ帰ったんだと思う。