腎生検の為に入院する病院への紹介状やらの準備で主治医の激辛先生が裏でドタバタしていて下さった頃。
「紫斑病性腎炎」という病名を知らされていたのかも もうあやふやだけれど、
夫が腎臓外来の先生に
「娘の紫斑病性腎炎のグレードはどんな感じですか?」
と尋ねた。
今日の診察のために、夫婦で色々ネットで情報を集めていたのでどんな返事が返ってくるかドキドキした。
「グレードが1〜5まであって1が軽いもの、5が重いものとして、〇〇ちゃんの場合だと3くらいではないかと思いますね。
もしかしたら軽くて2くらいかもしれない、もしかしたら少し重くて4かもしれないけれど、3でも軽めaと重めのbと分かれていて。
〇〇ちゃんは3の軽いほうではないかと思いますね。
こればっかりは腎生検しないとなんとも言えませんが。」
と、いう返事だった。
腎臓外来の先生がこの後のスケジュールが詰まっておられるとのことで ここで診察は終わったけれど、激辛先生に
「ちょっとここでお待ちください。この後、何かご予定ありますか?」
と、待合室で待つように言われた。
看護師さんも移り先の病院の情報や、入院当日にどこの窓口へ行けば良いのか地図を用意してくださった。
激辛先生に紹介状を渡され、次回の診察予約をして病院を出たけれど
頭の中が整理しきれなかった。
娘は夫の車に乗って帰ったが、私は1人でたくさん考え事をしながら運転して家に帰った。